負けなくて良かった。というべきかも知れない。
前日から20イニング無得点
8安打に加え、7四球を得ながらも再三の好機であと一本が出ず。3併殺など12残塁の拙攻で、リーグ最多となる6度目の引き分け。
スコアレスドローに!打てない阪神の戦犯は?【阪神タイガース・2019年8月13日】
試合後、矢野監督は「誰かのせいというよりチームとしての責任。俺にも責任がある。明日以降にぶつけてほしい」と野手陣に奮起を促すのだが。。
奮闘した投手陣
青柳晃洋投手
8回途中7安打無失点と好投。
降板するまで走者を置いても崩れず、三塁ベースを踏ませない内容。初回のピンチで4番ビシエドを併殺に打ち取り「あそこで切れたのはよかった」とリズムに乗った。
2カ月ぶりとなる今季6勝目は逃しても、今季2度目の無四死球と胸を張れる投球だった。
岩崎優投手
スコアレスの8回無死一塁の場面で先発・青柳からバトンを受けると、亀沢にバントを決めさせず1死を取ると、大島は直球で空振り三振。最後は遠藤を詰まらせて遊飛と無失点に封じた。
これで7月27日の巨人戦から7試合をまたぎ、同月30日の中日戦からは1イニングを3人ずつに封じる完ぺきな内容。
能見篤史投手
10回に登板し3連続三振でぴしゃりと抑えた。
それも僅かの10球で。。
「とにかく先頭を出さないことだけ気をつけました」。
先頭の京田、加藤と3球で空振り三振。
藤井も4球目の143キロ直球で見逃し三振に仕留めた。
8月6日ヤクルト戦以来、5戦連続で無失点に抑えている。
藤川球児投手
味方が12回表に得点できず、勝利の可能性は消えた中での登板だったが、最終回をきっちり三者凡退で締めた。
今日の順位
4位をキープ。
4位を争う中日とは2ゲーム差は変わらず。
3位広島が巨人に劇的サヨナラ勝ちをしたため、3位とのゲーム差が5に広がった。
クライマックスは程遠くなってきた。