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阪神タイガース 速報 結果、今日の順位は?矢野監督、積極継投実らず。ドリス投入が裏目に!(2019年9月8日)

ジョンソン投手

阪神は8日の広島戦(マツダ)に2―3と競り負け、3位・広島とのゲーム差は3・5に広がった。

矢野監督が積極的な投手交代を見せるも、、

中4日の広島先発ジョンソンを打ちあぐね、0―2で迎えた5回、阪神・矢野監督は先発・岩貞に打席が回ってきたところで代打・上本を打席に送る。
上本は三直に倒れ、無得点に終わると、マウンドに送り出したのは、ここまで主に勝ちパターンの一角として終盤のマウンドを任されてきた元守護神ドリスだ。

しかし、ドリスは松山に適時打を許してしまう。
その後も島本、岩崎、ジョンソンと防御率1点台の勝ちパターンの投手を次々と投入して広島打線の攻撃をしのいだ。
打線は8回にマルテ、糸原の連続適時打で1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。結果的にはドリスで失った1点が勝敗を左右してしまうことになった。

指揮官は「どんな形であれ、勝ちたい試合だった。(ドリスの早期投入は)一番勝てる方法を探したらそういう形になった」と説明。
勝利への最善策と信じた
“総力戦采配”が空回りし、痛すぎるカード負け越しとなった。

先発を任されたのは岩貞

阪神先発の岩貞祐太投手(28)は4番長野に手痛い先制打を浴び、4回5安打2失点で降板した。

逆転でのCS進出に向け、2・5差で追う3位広島との直接対決第3ラウンド。
1勝1敗で迎え、勝ち越しをかけたマウンドを託された左腕だったが、相手先発ジョンソンよりも先に得点を許した。

2回まで無安打投球も3回。
2死を取ってから連打と四球で2死満塁のピンチを招く。
踏ん張りたいところだったが、4番長野に低めチェンジアップを左前に運ばれ、2点適時打となった。大事な一戦で先制点を許した岩貞は4回の攻撃で代打を送られ、64球で交代。
試合前まで広島戦は通算19戦で1勝11敗。苦手なデータを克服することはできなかった。

約4カ月ぶりの1軍登板となった9月1日巨人戦(甲子園)で先発し、6回3安打無失点で復活星。
そのままローテーションを任された一戦だったが、無念の4回降板となった。

新人安打記録を更新中の近本!

初回1死走者なしから三塁方向へセーフティーバントを決めて内野安打。

広島ジョンソンの不意を突く巧打、そして俊足と持ち味を生かした。
「いい投手なので今日は簡単には打てない、汚くても良いから、と思っていた」。
シーズン安打を141本に伸ばし、自身の持つ球団新人記録を更新。
セ・リーグ新人記録でも98年高橋由伸(巨人)を抜いて単独3位となった。

しかし、福留の犠打で二塁へ進んで2死一、二塁となって打席に糸原の場面で、ジョンソンと捕手石原、遊撃手の三好の連係から二塁けん制死を喫した。
「少しでも先の塁というのを考えて常に狙っていたたんですけど、うまくやられたなと思います」。
4日DeNA戦でのプロ初となるけん制死に続き、チャンスをつぶし表情はくもった。

 

今日の順位

4位の矢野阪神
3位・広島との直接対決に敗れ、ゲーム差は3・5に広がった。
逆転CS出場に向けて、限りなく厳しい立ち位置に立った。

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