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トラ戦士列伝 金本知憲(3) いざタイガースへ、2003年!

阪神タイガースの名選手を振り返っていきたいと思います。
まず、最初は前監督である金本知憲 第三回です。

星野仙一に引っ張られ、、

阪神タイガース、縦じまのユニホームに袖を通したのは、2003年シーズンからでした。
広島東洋カープの主力選手として、活躍していた金本、FA権を取得し、宣言し、真っ先に声をかけてきたのが、当時阪神タイガース監督の星野仙一でした。
星野仙一に口説かれ、阪神タイガースの一員となり、大人しかった、他の選手に気合を注入していきます。
2003年シーズンは、まさに、2年目監督 星野仙一の元、グランドでは、金本が背中でチームを引っ張り開幕のスタートダッシュに成功し、首位独走、そのまま18年振りのリーグ優勝まで突っ走る。

金本知憲に影響を受けた選手達

今まで、潜在能力が高かったものの、活躍しきれなかった若手野手達が、金本の野球に取り組む姿勢に感銘を受け、躍動したのが印象的なシーズンであった。
赤星憲広
新人から2年連続盗塁王という、すでに主力だったが、2003年は初の全試合出場と盗塁は脅威の61個。
今岡誠
天才肌と言われつつ、活躍しきれない7年目。打撃が開花し、3割4分の首位打者を獲得する。
藤本敦士
守備も打撃も成長し、前年の出場63試合から127試合を遊撃手として、出場。
規定打席に到達し、打率3割を達成。
矢野燿大
若手ではないが、金本と大学の同級生で最も刺激を受けた一人だろう!
中日から阪神へ移籍し7年目。
捕手として定着していたが、得意の打撃も進化し、過去最高の3割2分8厘と、シーズン終了近くまで今岡と首位打者を争い、本職の保守でも若手の井川慶、この年の入団で入団で、くせ者の伊良部秀樹や下柳剛を上手くリードし、この3人での43勝に貢献した。

意外な金本知憲の成績

数多くの選手が過去最高の成績を残すなどの活躍をした2003年。
金本の力が大きかったとファンとしても記憶が残っているのだが、個人成績を見ると、実はパッとしないのである。
 打率は2割8分9厘
 本塁打19本
 打点 77
でも、やっぱり、記憶では金本が。。。
この年の金本は、自分を目立つではなく、チームの為に自分ができること、を忠実に行う姿勢でチームを引っ張っていました。
その結果、3番に座る金本は、自身の成績の為の本塁打やヒットではなく、繋ぎに徹するという結果がこの成績だったのだろう。
記録に残らずとしても、後にこの年の優勝の立役者として、打者の筆頭として語られる、金本はやはり、名選手なんだとつくづく感じてしまいます。
あまり選手補強が上手く機能した事例がすくない阪神タイガース。
この金本の移籍ばかりは、金本、来てくれてありがとう!とファンは思っていました。
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